輝度・照度自動マッピング測定システム SLST-002
ディスプレイや照明などの面積を持つ光源を対象に、CarlZeiss社製分光器を使用して、輝度・照度のマッピング測定を行います。
アクチュエーターの可動量はX軸600mm・Z軸400mmで、Z軸側に搭載されるプローブを600×400エリア内で移動させ、任意のポイント数で多点測定を行います。
プローブは輝度プローブと紫外可視用拡散版を用いた照度プローブがあり、付け替え可能です。輝度プローブ-サンプル間の距離は1,000mmとし、測定スポット径φ10mmで、位置決め機構にはリバースパスレーザーポインタを使用しております(位置決め精度±1mm以内)。
プローブは輝度プローブと紫外可視用拡散版を用いた照度プローブがあり、付け替え可能です。輝度プローブ-サンプル間の距離は1,000mmとし、測定スポット径φ10mmで、位置決め機構にはリバースパスレーザーポインタを使用しております(位置決め精度±1mm以内)。
出荷時にはNIST検定済みの標準光源で校正を行います。輝度プローブは可視領域の感度補正、照度プローブは可視領域に加えオプションで紫外領域の感度補正も行っており、トレーサビリティの取れた絶対値算出を行います。
輝度プローブ
可視領域校正済みのプローブで、ワーキングディスタンス1,000mm、スポット径Φ10mmとなっております。照度プローブ
紫外領域用の石英プローブと可視領域用のオパール板の付け替え方式となっております。位置決めの際はレンズプローブに付け替えてリバースパスレーザーポインタ機構を使用します。位置決め機構
レーザーポインタを使用して、輝度測定時にはピント合わせを、照度測定時には位置確認を行います。システム構成
校正・トレーサビリティー体系図
型式「SolidLambdaCCD LEDMonitorPlus」で行う校正は、可視(近赤外)領域にハロゲン標準光源、紫外領域にキセノン標準光源を使用しております。
システム仕様
モデル | SLST-002 |
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X軸自動ステージ | ストローク:600mm・最小ステップ:0.01mm |
Z軸自動ステージ | ストローク:400mm・最小ステップ:0.01mm |
輝度プローブ | ワーキングディスタンス:1,000mm 測定スポット径:φ10mm 測定位置決め用光学系:リバースパスレーザーポインタ 位置決め精度:±1mm以内 校正:可視領域校正済み |
照度プローブ | 拡散板:紫外可視拡散板(紫外領域用石英と可視領域用オパール板の付け替え方式) 測定位置決め用光学系:リバースパスレーザーポインタ 校正:可視領域校正済み(オプションにて紫外対応) |
光ファイバー | 材質:紫外~可視用石英 太さ:φ0.6mmバンドル・長さ:4m |
ステージコントローラ | モータタイプ:サーボモータ 軸数:2軸 インターフェイス:RS-232C |
測定項目
- 分光放射輝度(uW/sr・m2・nm)
- 分光放射照度(uW/m2・nm)
- 輝度(cd/m2)
- 照度(lux)
- 放射輝度(uW/sr・m2)
- 放射照度(uW/m2)
- 色度xy、u'v'
- 相関色温度(K)
- 色温度偏差Δuv
- 主波長(nm)
- 純刺激度(%)
- ピーク波長(nm)
- 半値幅(nm)
- 演色性(Ra、R1-R15)