積分球測定システム SLST-004
LED素子やモジュールなどの光源を対象に、CarlZeiss社製分光器を使用して、全光束測定を行います。
サンプルホルダーに搭載されるペルチェ式温調器を用いてサンプルの対温度特性や、電気特性(順電流・順電圧・逆電流・逆電圧)など各種評価を可能としております。
高感度高分解能分光器 SolidLambda CCD を使用することで、最小0.005lm(積分球サイズ6inchにおいて)までの微弱光を測定することができ、S/N 比 10,000:1(NDフィルタ併用で1,000,000:1)の非常に低ノイズ・高分解能なスペクトル検出を可能としております。
高感度高分解能分光器 SolidLambda CCD を使用することで、最小0.005lm(積分球サイズ6inchにおいて)までの微弱光を測定することができ、S/N 比 10,000:1(NDフィルタ併用で1,000,000:1)の非常に低ノイズ・高分解能なスペクトル検出を可能としております。
サンプルホルダー
ペルチェ式の温調器が搭載されており、設定範囲は10~80℃(結露なきこと)、温度精度0.1℃以内でサンプルの温度コントロールを行います。対応するサンプル形状は、砲弾型やSMD型などの素子タイプですが、積分球の径を大きくすることにより基板実装タイプやモジュールタイプの測定も可能です。
ターンテーブル・スライダー
サンプルホルダーのベースがターンテーブル・スライダーになっているためサンプル取り付けが容易です。積分球
コーティング剤は硫酸バリウムで、自己吸収光源として2Wハロゲンランプが付属しております。写真は6インチですが他のサイズも選べます。温調器を使用しての耐温度特性や、印加電圧を制御して電気特性の評価を行います。システム構成
校正・トレーサビリティー体系図
型式「SolidLambdaCCD LEDMonitorPlus」で行う校正は、可視(近赤外)領域にハロゲン標準光源、紫外領域にキセノン標準光源を使用しております。
システム仕様
モデル | SLST-004 |
---|---|
積分球 | 大きさ:6インチ※仕様により可変 内部材質:硫酸バリウム 自己吸収測定光源:ハロゲンランプ(2W) |
ペルチェ式温調器 | 設定温度範囲:10~80℃(結露なきこと) ・ 温度精度:0.1℃以内 |
温調器コントローラ | 冷却/加熱能力:最大24V/6.5A インターフェイス:USB |
光ファイバー | 材質:石英(紫外/可視用) 太さ:φ0.6mmバンドル ・ 長さ:2m |
定電圧・定電流電源 | 電流範囲:±2A・電圧範囲:±100V 最小パルス幅:1ms※仕様により可変 |
測定項目
- 全光束(lm)
- 放射束(W)
- 分光放射束(W/nm)
- 色度xy、u'v'
- 相関色温度(K)
- 色温度偏差Δuv
- 主波長(nm)
- 純刺激度(%)
- ピーク波長(nm)
- 半値全幅(nm)
- 演色性(Ra、R1-R15)
- 電流(A)、電圧(V)
- 有効電力(W)
- 温度調節、読み取り(℃)
- 電圧(V) vs 全光束(lm)
- 電流密度(A/cm2) vs 電力効率(lm/W)
- 電圧(V) vs 電流密度(A/cm2)
- 温度(℃) vs 上記測定項目
- 電源リモート制御