分光分析の可能性を広げる、スペクトラ・コープはCarl Zeiss社製分光器の日本代理店です。

液体プロセス測定分光装置 Process LambdaⅡ

製品画像

Process LambdaⅡは液体を対象に紫外~可視域の範囲で吸光度スペクトルの測定を行います。
液浸プローブを溶液に浸すことで反応をリアルタイムに測定することができ、予め登録しておいた検量線を元に濃度表示することも可能です。付属のソフトウェアで検量線を作成することも可能ですが、ケモメトリクスソフトウェアVEKTOR DIREKTOR™で作成した検量線モデルを読み込むこともできます。
また、本体に内蔵されている分光器と液浸プローブは8台まで増設することができますので、例えば複数の試験管内での溶出試験中の反応を同時にモニターするなど、用途に応じた拡張性を持たせてあります。

特徴

  • シンプルなユーザーインターフェース
  • スペクトル二次微分などのデータ処理機能
  • ご希望に応じてカスタマイズ可能
  • 測定データをVEKTOR DIREKTOR™で処理後、作成した検量線モデルの読み込みが可能

使用例

  • 試薬の溶出試験
  • 数種類の試薬の反応を時系列で分析 等

仕様

内蔵分光器/装置本体
タイプ UV-VIS enh. UV-VIS UV-VIS 2
波長範囲 310~1100nm 190~720nm 250~785nm
波長精度 <0.3nm <0.3nm <0.2nm
波長分散 <3.3nm /素子 <2.2nm /素子 <2.2nm /素子
温度依存 <0.02nm /℃ <0.02nm /℃ <0.06nm /℃
グレーティング 366本/nm(中心)
ブレーズ波長:450nm
ブレーズ波長:600nm
366本/nm(中心)
ブレーズ波長:220nm
366本/nm(中心)
ブレーズ波長:220nm
収差補正式凹面回折格子,F=2
検出器 浜松ホトニクス社製MOSタイプ
(2次光カットフィルターをコーティング済み)
A/D分解能 16bit(1bitを負の数に割り当て)±32768 count
S/N比 5000:1
インターフェイス USBまたはEthernet
電源 AC85~265V (47~63Hz)連続入力

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